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臥龍の2010年度予言~年度指針~・メルマガ「感動経営のマジック」2010年1月2日&3日号より

2009年とは、どういう年だったのか?

2009年とは、どういう年だったのか?経済・経営の視点から2009年を見れば、
どういう年だったのでしょうか?
一昨年のリーマン・ショックに端を発した
「超不景気な年」だったのでしょうか?
確かにそれも事実です。しかし臥龍は、
「日本の2009年は、縮みの2000年代を象徴する
年だった」
と捉えています。
2000~2009年という10年、2010年から2019年に向けての10年という視点で捉えないと、事の重大さが見えてきません。

臥龍が一番ショックだったのは、2010年度の予算の歳入において、
63年振りに、税収を国債が上回ったということです。
63年前は終戦後の混乱期ですから、実質、戦後初の事態です。
日本の債務は、GDP比で200%に迫ろうかという異常数値です。
先進国の中で、ひどいと言われているイタリアでさえ120%ですから・・・。

通常、企業経営でいえば、年商の2倍も借金があれば、どこも取引(販売)してくれません。
何故、日本はOKなのか?それは高い国民の貯蓄率(貯蓄額)が保証となっているからです。しかし社員の貯蓄額が高いから、あの会社には物を売ってもいいというのはおかしな話しです。そうおかしいのです。

では、このまま税収が伸びない。そして国民の貯蓄額も伸びないとどうなるでしょうか?

日本人の底力が試される時政府負債がこのままのペースで増え続ければ、
後10年で、政府の負債が家計の資産を上回る可能性があります。
国家破綻の危機です。2010年度の予算の歳入において、
税収を国債が上回ったということは、破綻へのカウントダウンが始まったということです。マジックの12月31日号で、
『2010年とは、幕末でいえば、1858年安政5年の
「安政の大獄」に象徴される「風雲急を告げる混沌期突入」と
同様のとき』と書いた意味もそこにあります。

言い換えれば、近代史以降三度目の「日本人の底力が試される時」に来たのです。NHKで「龍馬伝」や「坂の上の雲」をやる意味も、
実はそこにあると思っています。破綻へのカウントダウンのスイッチを止めることができるかどうか?、これからの三年間で、どのような政策が打たれるかで決まります。臥龍は、「ばらまき」が真に人に優しい政治とは思えません。
今、必要なものは、J.F.ケネディの言葉、「祖国があなたに何をしてくれるかではなく、あなたが祖国のために何をできるかを問おう」だと思うのです。

これまで経営を主戦場とし、政治には距離を置いてきましたが、
「国家経営」という視点では、どうにも見ていられない状態です。
今後、何らかの形で、政治に影響ある発言力を持ちたいと思わざるを得ない状況です。
具体的には、政策提言の全面広告や出版へのチャレンジです。

歳出削減の限界は近い

■歳出削減の限界は近い

では、破綻へのカウントダウンのスイッチを止める政策とは何でしょうか?

  1. 税収アップ
  2. 歳出削減
  3. 徳政令

歳出削減3は非常手段として、
先ず、2の歳出削減を見てみましょう。
昨年8月の党首討論で、鳩山さんはこういいました。

「自民党は無駄使いを放置して借金漬けにし、
消費税増税という。こんな政治なら誰でもできる」
そして政権交代をすれば、「コンクリートから人へ」、
国民重視の政治」が出来ますと大見得を切りました。

国民は乗りました。その結果の政権交代であり、国民へのばらまき歳出となりました。
その財源として、先ずは3兆円の無駄の洗い出しを行い、13年度予算時には
9兆円規模まで持っていくといっていました。しかし結果は、6900億円でした。

つまり、余程の「構造改革」をしない限り、
現構造の中からの歳出削減の限界は近い
ということです。

国民負担率は低い

■国民負担率は低い

国民負担率は低いでは、1の税収アップはどうでしょうか?

その前に、何故、6900億円しか洗い出しができなかったかということを、よく考えてみる必要があります。
実は、歳出の中で、ここ10年間伸びてきていたのは
社会保障費であって、公共事業費や文教科学振興費は
低下していたのです。社会保障費が伸びるのであれば、
国民の負担率をあげないといけません。
OECD加盟国の中で、社会保障費に対する国民負担率は、30カ国中、日本は25位です。
つまり消費税は、超低いのです。

しかしこの率上げを、国民に納得させる表現力を政治家もマスコミも持っていないのです。
合わせていうならば、国民にもそれを受け入れる「知識」や「公意識」が欠けているということです。今の大人世代が、消費税15%を受け入れないと、今の子供世代に悲惨な未来を遺すことになります。

しかしながら、やはりタイミングはあります。企業も国民も含めて所得が上がる道筋が見えた段階、「志気が上がる段階」で打たないと、ただでさえ弱気な国民気質です。
ますます下を向いてしまいます。

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「国家ビジョン」を明確に見せることが必要

企業の業績を上げ、企業からの税収を増やすには、大きく二つの手しかありません。

  1. 個人消費が増える
  2. 世界的に競争力ある分野の育成

「ヨーロッパ型にシフトするという国家ビジョン」では、今回の「家計ばらまき」で、
消費が増えるでしょうか?臥龍は増えないと思います。
何故なら、「不安感」があるからです。
消費より貯蓄に回ります。
では、どうしたら「不安感」が解消されるでしょうか?

臥龍は、「ヨーロッパ型にシフトするという国家ビジョン」を明確に見せることが必要だと考えます。
例えば、雇用はオランダのワークシェアリングに学び実践する、
中小企業も含めたアジア市場の開拓にはイタリアのブランディング政策に学び実践する、
少子化対策はフランスから学び実践する、教育改革はフィンランドやオランダに学び実践する、刑務所問題はノルウェーに学び実践するなど、「持続可能な幸福社会創り」のモデルには
事欠きません。

そして、その大前提として、「日本人の幸福感ルネッサンス」を「国民運動」にするべきです。これからの日本人は、何をもって幸福と捉えるのか?、その軌道修正が要ります。
その中では、住宅の税制問題も重要なテーマになります。合わせて、贈与税は思い切って撤廃すべきです。全て「持続可能な幸福」とは何か?、という視点からの再構築が要るのです。
何しろ、高齢化は日本の問題だけではありません。早晩、中国、韓国など、同じ問題を抱えることになります。
日本は「アジアにおける持続可能な幸福社会創りのモデル国」になる使命があると思います。

表面的な不安要素は、「年金・雇用・介護」ですが、日経新聞の調査によると、
「暮らしの中で以前より悪くなっていることは?」の質問の1位は「マナーやモラルの低下」、2位は「凶悪犯罪の多発」でした。この当たりのことも、
深層不安としては大きいように感じます。

結論

■結論

2010年の後半に、雨上がりの兆しが見えればいい方でしょうね2009年の景気を土砂降りとすると、
2010年は長雨傾向が続く
と思います。
「雇用の回復」が進まない、「個人消費」が活性化しないこともあり、なんといっても「デフレ脱出」の底が見えないからです。2010年の後半に、雨上がりの兆しが見えればいい方でしょうね。

但し、次の心構えは必要です。『確かに暗転思考で見れば縮小だが、中国に抜かれたとしても世界第3位の経済大国で、1億2000万人が暮らす国日本。「経営とは顧客の創造である」という経営原則は変わらない。従業員を同志とし、お客様をファンとする「経営の志と理念」を信じて、熱く発信していこう!』

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2009年度の自分総括

これからの10年は、近代史以降三度目の「日本人の底力が試される時」と書きました。
では、どのように「底力」を出せばいいのでしょうか?臥龍の場合を書いてみますので、
自分だったらどうするか?という視点で考えてみてください。

「感動経営のマジック」12月31日号で以下のように、
2009年の自分総括をさせていただきました。

■2009年度の出会いと気付きの一言集約

2009年度の一言集約は、『2020年の人生経営の「ハッピーリタイアメント目標」が明確になった年』とまとめられました。補足しますと、6月20日と23日にコミットメントした中でも、「人の幸福を第一義とする、日本一、アジア一誇れる経済団体APRAを遺すこと」が、絶対目標だと、再認識できました。

■2009年度の反省

多くの行事を、(自分が言うのも変ですが)異常な気力で乗り切ってきましたが、完成度や動員度で不十分なものも多々ありました。「2020年まで、後、たった10年しかない」この絶対事実は、変わりません。2020年に後悔しないための、思い切った「選択と集中」が必要だと痛感しています。「選択」の第一歩は、思い切って捨てることです。何を捨てるべきかの結論は、1月20日までに出したいと思っています。

■2010年に向けての気付きと決意

2010年に向けての気付きと決意今年は、「臥龍海援隊 20年目の帰港式」の年でした。
今一度、創業の精神に戻ってみたいと思います。
創業時のお役立ちは、「第二創業の志と理念型経営」への
支援でした。これを一階の部分にして、二階に「愛と感動の経営」支援を構築して参りました。2010年は、この「第二創業の志と理念型経営」への支援力を再強化したいと思います。

何故なら2010年とは、幕末でいえば、1858年安政5年の
「安政の大獄」に象徴される「風雲急を告げる混沌期突入」と同様に、経営者も我がポジショニングに混迷を深める時代です。
いまほど、「志」と「理念」の確立が必要な時代はないと考えます。2010年は、「第二創業の志と理念型経営」を執筆・講演の核といたします。

Q.あなたの「2009年度の自分総括」は、いかがですか?

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これからの10年を見たときの「我が本分」

Q.これからの10年を見たときの、あなたの「本分」は何ですか?

やることには、「本分」と「余分」があります。
幕末維新は、約50人の烈士が、それぞれの「我が本分」に徹したから成し得たことと思います。坂本龍馬には龍馬の本分、高杉晋作には晋作の本分、西郷隆盛には西郷の本分、勝海舟には勝の本分があったのです。

「10年は短い。余分をやっている暇はない。
維新のときは、志士は我が各本分に徹すべし」(臥龍)

臥龍も、改めて、我が本分を見つめてみました。

天命は、「人の幸福を第一義とする、日本一、アジア一誇れる経済団体“APRA(エープラ)”を遺すこと」です。何故ならこれは、経営活動の場を通じて、「企業収益のアップ=税収のアップ」、「雇用の確保=不安の解消」、「日本人の幸福感ルネッサンスの一隅照」などに貢献する価値あるものだからです。

国内において、「経営とは、人を雇用し、幸せな集団を構築することへの挑戦を止めないこと」という「人本主義」のロマンに共鳴いただける5000人の同志経営者を集めていきます。そして、APRA内に、「人本主義のシンクタンク機能」や「感動経営を推進する人財育成の機能」も遺していきたいと考えます。

市場は32億人

■市場は32億人

市場は32億人またAPRAには、「和人(和僑)と華人(華僑)の事業者交流」という大事な側面があります。和人(和僑)と華人(華僑)の事業家が、「人本主義」をアジアンスタンダードにしようという「同志」の関係や、「APRA大家族主義」としての「絆」の関係を構築していくのが、APRAならではの大切な「本分」です。

日本は人口減少、GDP横ばいかもしれませんが、
アジアは日中韓、インド、オーストラリア、ニュージーランド、ASEANの全16カ国で、GDPは世界の23%、人口は32億人で50%を占めています。50%ですよ!

この市場において、APRAファミリーとして、どう「友情→同夢→協業」のサイクルを回していくか、これからが本番です。過疎(ちょっとオーバーではありますが)に向かう日本から、アジアに出稼ぎに出る時代が来ました。かつての上野駅が、羽田や成田になるだけです。

「三度目の奇跡」への挑戦期限は向こう三年間!

■「三度目の奇跡」への挑戦期限は向こう三年間!

「これからの10年は、アメリカの安保の傘の下で、国内で資源と技術を磨き、アジアという広域内需圏で稼ぎ、社会基盤をヨーロッパ型に移行させる時代である」(臥龍)

かつて日本は、「維新から富国強兵の奇跡」、「敗戦から高度成長の奇跡」を見せました。さあ、みんなで「三度目の奇跡」を見せてやりましょう。そのテーマは、「アジア初の高度幸福家社会の実現」です。挑戦期限は三年!さあお互いに、その一隅照となる「平成志士の意地」を見せていきましょうよ!

「天命成就から逆算した選択と集中」

■「天命成就から逆算した選択と集中」

臥龍の2010年度のテーマは、「天命成就から逆算した選択と集中」です。「人本主義」のロマンに共鳴いただける5000人の同志経営者を集めるためには、以下の三つを「本業」とする必要があります。

  1. 執筆(出版)
  2. 講演
  3. イベントプロデュース

「天命成就から逆算した選択と集中」そしてこの「本業」には、以下の「職種名」が付きます。「志と理念の経営アドバイザー」です。
劉備玄徳に対する諸葛亮孔明ではありませんが、
「志と理念の経営アドバイザー」とは軍師の仕事の原点です。2010年度は、「臥龍という名は体を表す」という原点回帰の年ともなります。

誤解のないようにいいますと、「愛と感動の経営」を
推進しない訳ではありません。ビルに例えると、「志と理念の経営」は一階部分、
「愛と感動の経営」は二階部分です。これからの数年間は、「向こう10年間を見据えて、トップの志と使命感集団としての理念の再構築」が最も重要な課題となります。
先ずは一階部分から強化です。一階が出来ている企業では、二階部分の強化です。

また、表面的な不安要素は「年金・雇用・介護」ですが、日経新聞の調査によると、
「暮らしの中で以前より悪くなっていることは?」の質問の1位は「マナーやモラルの低下」、2位は「凶悪犯罪の多発」でした。この当たりのことも、深層不安としては大きいように感じます、と書きました。

「HaLA(ハラ)」や「立志教育支援」や「自燃塾」を通じた「地域コミュニティの再生」への貢献も、大事な深層不安緩和の活動だと思っています。「三度目の奇跡」を興す「とびがえる」育成のためには、「本気塾」の拡がりも重要な活動ですね。
2010年度も、皆さまとの協業が欠かせません。何卒、よろしくお願いいたします。

そして、2020年には「三度目の奇跡」を実現させ、次世代に誇りを持ってバトンを渡しましょう!

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